情報商材ビジネスから考える、価値設計ビジネスの正体 〜人は価値を感じるものにお金を払うのを厭わない〜

 

巷では、空前のVALUブームだ。私もVALUに魅了され、最近はVALU漬けの生活を送っている。

VALUって何?って方は、この記事を見るのが一番早い。

「VALU」が開始から2か月で日本の株式市場を超えた理由。(中嶋よしふみ) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

そして先週の金曜日、VALUでたまたま買った1VAがきっかけで、

山本雄太さん(https://www.facebook.com/rize.yamamoto?fref=ts)にお会いしてきました。普段だったら絶対会えないくらい雲の上の存在なのに、こんな機会をつくっていただき感謝します。

 

  仮想通貨やブロックチェーンなどについて、本やネットだけだは絶対に得られないような情報を教えていただきました。周りにこんなに議論できる人がいなかったのでとても貴重な時間でした。他にも国や会社、教育制度の矛盾、問題なども教えていただきました。

 

  特に、”価値についての考え方”が、今後の人生でとても重要な考え方だったのでここで共有しようと思います。

 価値設計のプロフェッショナルである、山本雄太さんならではの考え方なので必見です!!

以下に価値について重要な考え方をまとめました!

よかったら見てください。↓

 

情報商材の仕組み

 10年近く前に、いわゆる情報商材というものが流行った。簡単にいうと、「1000万円稼げる情報を100万円で教えますよ」というものだ。このビジネスで何百億儲けたという噂も耳にする。私自身、このビジネスモデルは相当胡散臭く、詐欺まがいのようなものだと思っていた。

 しかし、これは周りから見たイメージだ。驚くことに、この情報を買う人たちは、詐欺かもしれないと疑いながら買っているわけではない。この人たちは何度も踏みとどまるフェーズがあるにもかかわらず、自ら買うそうだ。周りのイメージと実際に買う人の違いは何か。それは、価値を感じているかどうかの違いだ。その情報に価値を感じている人にとって、100万円払ってでも価値があると思っているから買っている。

 この現象は情報商材に限ったことではない。他の例に置き換えてみよう。

 

 

1億万円のフェラーリと10万円の中古車は、運転するという機能は一緒

 みなさんは車に興味はあるだろうか。私は興味がないし、免許も持っていない。もし免許を持っていて車を買うとしたら、一番安い車を買いたい。なぜなら私が車に求めるものは運転して移動できるという機能だけだ。だからフェラーリなどの高級車に興味がない。

 一方で、世の中には車好きの人もいる。当然その人たちの中にはフェラーリを持っている人もいるし、魅力を感じている人もいる。それはなぜか。フェラーリのブランドや、見た目、性能に価値を見出しているからだ。確かに、高額の情報商材を買ったあげく借金まみれになった人もいるという話も聞く。しかし、フェラーリなどの高級車欲しさに借金をして、未だに返せず失敗した人もいるそうだ。

 つまり、どちらも価値を感じた人が納得して買った結果である。次に、自分の人生でこれに置き換わる経験はないか考えた。

 

10秒間握手するだけで1000円。なんでみんな批判するの?

 これは私が中学生に思っていたときの感情だ。何を隠そう、私は中学生の頃、AKB48などのアイドルファンだった。一番応援していた人で100回以上握手した記憶がある。単純計算で、中学生時点で合計10万円以上使っている。しかし私はこれに後悔していない。なぜなら、1000円、10000円払ってでも、推しの子と10秒間、100秒間話せるあの瞬間がとても幸せだったからだ。(今思えば気持ち悪い。) この21年間を振り返ってみても、アイドルを応援していた時期が一番楽しかったと思う。なぜなら憧れのアイドルと好きなことを好きな時間だけ話せたからだ。握手会の帰りには話した内容を思い出しながら、ニヤニヤして家まで帰っていた記憶がある。(これも今思えば気持ち悪い。) 

 一方で、アイドル好きではない周りの友達は、「AKB48は握手一回で1000円も払わせるなんて詐欺だ」、「誰もそんなものにお金は払わない」、「CDに握手券をつけるのはおかしい」などと言っていた。この現象も、情報商材の仕組みに似ている。それは、価値を感じた人は納得し、価値を感じていない人が非難しているということだ。

 だから、一概に情報商材が悪いと言えない。どの商売も、価値を感じている人をターゲットにして高単価で売っている。

 

 

 

TVのニュースも情報を売っている?!

 私たちは日々、TV、新聞、ネットなどで様々なニュースに接している。殺人事件、選挙結果、天気予報、芸能関係などなど。考えてみてください。これも一種の情報を視聴者に売っている。しかし、なぜ国民はTVのニュースを情報商材と認識しないかというと、買わされるかもしれないと感じていないからだ。では、誰がその費用を払っているのかというと、CMを流している企業だ。だがお金が発生した中で、情報を提供していることには変わりはない。

 地上波のあるTV局が私たちに受信料を請求しているのは、情報商材の料金なのかもしれない。無論、そのTV局にはCMが流れない。。。

 

 

山本さんはこの価値を利用してビジネスを行っている

 以上のお話の通り、他人から見れば高くても、人は価値を感じたものに対し否応無しにお金を払う傾向にある。山本さんはこの価値設計のプロであり、これまでに不動産業、M&Aなどの多くの事業で活躍されている。例えば、もうどこにも買い手がいない教習所を2000万円で買収し山本さんがテコ入れをしたところ、次年度3億円の売り上げをあげたそうだ。

 

 

価値ビジネスで重要なこと

 価値ビジネスで重要なことは、いい悪いは自分で勝手に判断するのではなく、法律に反しているかどうかで決めることだ。なぜなら自分のいい悪いという判断基準は、相手に関係ないからだ。たとえ自分が悪いと思ってなくても、それに価値を見出している人はいるかもしれない。

 また、人が価値を見出すものをいち早く見つけ、いち早く売る人が、社会で活躍されているのかなと今回山本さんと出会い感じた。